KPOP関連の訳やメモなど / 誤訳多いです。間違いに気付いたら修正します。

[訳]キムアンドパクのBEST NEW KPOP #84 #ONF

youtu.be


パクヒア:今日のヒアPICKはオネノプの『GO LIVE』というEPです。このアルバム本当に良いです。先週のチェンさん(EXO)の物とは違う意味でピックをしました。チェンさん、セウンさんの物を先週ピックしたじゃないですか?このアルバムはダンスグループのアルバムとして、それくらい良かったです。

キムユンハ:私は実はこのアルバムすごく良いです。良かったんだけど、惜しかった部分があって(ピックしませんでした)。でも惜しい部分はすごく易しい部分です。

パクヒア:(どの部分か)わかると思います。

キムユンハ:何ですか?

パクヒア:タイトル曲。

キムユンハ:わかってるね~やっぱり。音盤としては…

パクヒア:本当にクオリティが高いです。

キムユンハ:本当に高いです。すごくいろいろな意味で。前回の『사랑하게 될 거야』をタイトルにしていたアルバムが、ストーリーを読んでから理解ができて映画のように見える音盤だったとしたら、今回のアルバムは全く言葉の必要無しに音盤で見せている感じで…

パクヒア:そうなんですよ。すごく明快です。

キムユンハ:そういった成長を感じました。

パクヒア:惜しい部分は?

キムユンハ:多分あとで良い部分についてたくさん話をするんですけど、こんなに構成が良くて、一編の映画を見るように完璧に物語を築いた5曲のバランスがいいのにその中で『Why』がタイトルだとWhy~???という感じなんですよね。

(良い曲だけどタイトルとしては少し弱い、ということみたい。他の部分で「MVと一緒だと大丈夫だけど、曲だけで聴いたときに引っ張られる部分が無くて惜しい」というような話が出てきたので。パク記者は“Why”という単語自体の力の無さ(インパクトの弱さ)を指摘して「曲名が違ったら良かったと思う」とも。)

(中略)

キムユンハ:私はこのアルバムを聴いていて、5曲集めて聴いたらすごく良いんですよ。アイドルの音盤をプロデュースする方、特にアルバム1枚全てをプロデュースする方がたまにいるんですが、そういう方は(このアルバムを)教科書として考えてもいいと思います。そうでしょ?

パクヒア:(同意のハイタッチしつつ)本当にこれは、ものすごくよく作ったボーイグループのアルバムでした。本当に。

キムユンハ:このアルバムだけでなく、重要性を感じたのが、オネノプは始めから今までMonoTreeという作曲家グループが継続して全てプロデュースしてるじゃないですか。A~Zまで全部。これがある意味1つのカラーだけ見せることになって限界だと考える人達もいると思うんですが、私はオネノプのこのアルバムを聴きながら、「あ、これは知っている人は絶対に知らせる価値がある努力の結果だ」と思いました。

パクヒア:そうですね。曲のひとつひとつ、全ての部分に反転があります。予想できなかったテンポに突然ペース(?)が変わってしまったり、歌詞に考えもしなかった単語が際立ってます。例えば“コンテンツ”という単語を使うとは思いませんでした。

キムユンハ:そうそう(笑)コンテンツ(笑)

パクヒア:そういったものや、曲名と全く違う感じで踊る曲だとか、それから世界観・ヒストリーを引き出しながら場所的な背景を聴覚化させる部分だとか、すごく良い要素が多いんですよ。さっきユナさんがおっしゃったように「アイドルグループのアルバムをプロデュースする」というときの本当に良い先例。

キムユンハ:それほど、このグループそしてメンバー達に対する研究、愛情などがただ音楽を聴いただけでも感じられるほどに、隅々まで満たされている音盤だと感じます。(中略)このアルバムもジャンル的にはすごく多様です。タイトル曲『Why』は致命的な感じがするダンスポップナンバーで、その後には今までもオネノプが聴かせてくれた『소행성』のような曲、すごく爽快なナンバーです。それから少し英米圏ボーイボップバンドの感じがする『억×억』、『억×억』もそんな感じが出ていて、今日私が『Moscow Moscow』という曲を持ってきたんですが、

パクヒア:お、2人とも同じ曲を持ってきたんだなあ。

キムユンハ:あ、本当ですか?(ヒアさんが用意したのも)この曲だったんですね。この曲のようにオネノプを連想できない曲もすごく自然にアルバムへ載せることができるのは、それほどこのグループの成長を見てきて、それについて悩んできた人が新しいものを出すとき説得力が高まるしかないんですよ。

パクヒア:そのとおりです。私は今回のアルバムを聴いて、以前の清涼コンセプトが惜しく感じました。最初からこういった『사랑하게 될 거야』のようなラインをして、この『Why』まで到達していたらこのチームのカラーははっきりと際立っていたんじゃないかとも思います。もちろん初期のアルバムのクオリティもすごく良かったんですが、こちらがメンバー達により合うということがはっきりとわかりました。

キムユンハ:考えてみると、時間や悩みが…時間が必要だったかもしれません。(ヒアさんの言葉に)同意をしながらも、これまで呼吸を合わせる時間が無かったらこれほどの理解度でこの音盤が出るのは難しかっただろうとは思います。

 

소행성 (Asteroid)

소행성 (Asteroid)

  • provided courtesy of iTunes
억x억 (All Day)

억x억 (All Day)

  • provided courtesy of iTunes

 

●本文に入らなかった『Moscow Moscow』の小話

Moscow Moscow

Moscow Moscow

  • provided courtesy of iTunes

キムユンハ:アイドルグループが歌う歌っぽくないじゃないですか。ダークで単調風のメロディーワークとコードの曲で、しかもオネノプがこれを歌うといえば、さらに、

パクヒア:考えもしなかった…これ自体が反転ですよね。

キムユンハ:そうです。そして、突然「君はセクシーで」と投じるのではなく、理解とアルバムの流れの可能なポイントでパッと出てくる新しい歌だから、より魅力があるんですよ。