[訳]キムアンドパクのBEST NEW KPOP #84 #ONF
パクヒア:今日のヒアPICKはオネノプの『GO LIVE』というEPです。このアルバム本当に良いです。先週のチェンさん(EXO)の物とは違う意味でピックをしました。チェンさん、セウンさんの物を先週ピックしたじゃないですか?このアルバムはダンスグループのアルバムとして、それくらい良かったです。
キムユンハ:私は実はこのアルバムすごく良いです。良かったんだけど、惜しかった部分があって(ピックしませんでした)。でも惜しい部分はすごく易しい部分です。
パクヒア:(どの部分か)わかると思います。
キムユンハ:何ですか?
パクヒア:タイトル曲。
キムユンハ:わかってるね~やっぱり。音盤としては…
パクヒア:本当にクオリティが高いです。
キムユンハ:本当に高いです。すごくいろいろな意味で。前回の『사랑하게 될 거야』をタイトルにしていたアルバムが、ストーリーを読んでから理解ができて映画のように見える音盤だったとしたら、今回のアルバムは全く言葉の必要無しに音盤で見せている感じで…
パクヒア:そうなんですよ。すごく明快です。
キムユンハ:そういった成長を感じました。
パクヒア:惜しい部分は?
キムユンハ:多分あとで良い部分についてたくさん話をするんですけど、こんなに構成が良くて、一編の映画を見るように完璧に物語を築いた5曲のバランスがいいのにその中で『Why』がタイトルだとWhy~???という感じなんですよね。
(良い曲だけどタイトルとしては少し弱い、ということみたい。他の部分で「MVと一緒だと大丈夫だけど、曲だけで聴いたときに引っ張られる部分が無くて惜しい」というような話が出てきたので。パク記者は“Why”という単語自体の力の無さ(インパクトの弱さ)を指摘して「曲名が違ったら良かったと思う」とも。)
(中略)
キムユンハ:私はこのアルバムを聴いていて、5曲集めて聴いたらすごく良いんですよ。アイドルの音盤をプロデュースする方、特にアルバム1枚全てをプロデュースする方がたまにいるんですが、そういう方は(このアルバムを)教科書として考えてもいいと思います。そうでしょ?
パクヒア:(同意のハイタッチしつつ)本当にこれは、ものすごくよく作ったボーイグループのアルバムでした。本当に。
キムユンハ:このアルバムだけでなく、重要性を感じたのが、オネノプは始めから今までMonoTreeという作曲家グループが継続して全てプロデュースしてるじゃないですか。A~Zまで全部。これがある意味1つのカラーだけ見せることになって限界だと考える人達もいると思うんですが、私はオネノプのこのアルバムを聴きながら、「あ、これは知っている人は絶対に知らせる価値がある努力の結果だ」と思いました。
パクヒア:そうですね。曲のひとつひとつ、全ての部分に反転があります。予想できなかったテンポに突然ペース(?)が変わってしまったり、歌詞に考えもしなかった単語が際立ってます。例えば“コンテンツ”という単語を使うとは思いませんでした。
キムユンハ:そうそう(笑)コンテンツ(笑)
パクヒア:そういったものや、曲名と全く違う感じで踊る曲だとか、それから世界観・ヒストリーを引き出しながら場所的な背景を聴覚化させる部分だとか、すごく良い要素が多いんですよ。さっきユナさんがおっしゃったように「アイドルグループのアルバムをプロデュースする」というときの本当に良い先例。
キムユンハ:それほど、このグループそしてメンバー達に対する研究、愛情などがただ音楽を聴いただけでも感じられるほどに、隅々まで満たされている音盤だと感じます。(中略)このアルバムもジャンル的にはすごく多様です。タイトル曲『Why』は致命的な感じがするダンスポップナンバーで、その後には今までもオネノプが聴かせてくれた『소행성』のような曲、すごく爽快なナンバーです。それから少し英米圏ボーイボップバンドの感じがする『억×억』、『억×억』もそんな感じが出ていて、今日私が『Moscow Moscow』という曲を持ってきたんですが、
パクヒア:お、2人とも同じ曲を持ってきたんだなあ。
キムユンハ:あ、本当ですか?(ヒアさんが用意したのも)この曲だったんですね。この曲のようにオネノプを連想できない曲もすごく自然にアルバムへ載せることができるのは、それほどこのグループの成長を見てきて、それについて悩んできた人が新しいものを出すとき説得力が高まるしかないんですよ。
パクヒア:そのとおりです。私は今回のアルバムを聴いて、以前の清涼コンセプトが惜しく感じました。最初からこういった『사랑하게 될 거야』のようなラインをして、この『Why』まで到達していたらこのチームのカラーははっきりと際立っていたんじゃないかとも思います。もちろん初期のアルバムのクオリティもすごく良かったんですが、こちらがメンバー達により合うということがはっきりとわかりました。
キムユンハ:考えてみると、時間や悩みが…時間が必要だったかもしれません。(ヒアさんの言葉に)同意をしながらも、これまで呼吸を合わせる時間が無かったらこれほどの理解度でこの音盤が出るのは難しかっただろうとは思います。
●本文に入らなかった『Moscow Moscow』の小話
キムユンハ:アイドルグループが歌う歌っぽくないじゃないですか。ダークで単調風のメロディーワークとコードの曲で、しかもオネノプがこれを歌うといえば、さらに、
パクヒア:考えもしなかった…これ自体が反転ですよね。
キムユンハ:そうです。そして、突然「君はセクシーで」と投じるのではなく、理解とアルバムの流れの可能なポイントでパッと出てくる新しい歌だから、より魅力があるんですよ。
[訳]ラウン お母さんとよく映画に行った話
00:46:30~
(ラウンの趣味が映画で、楽しく映画を観るならどんなジャンルを観るか?という話の流れ)
“練習生のときは…ちょっとママボーイです(笑)お母さんと僕仲良いじゃないですか。それでよく一緒に映画を観に行ったんですが、お母さんと僕とで好みが似てるときもあれば違うときもありますよね。僕は「アクションが見たい!コメディが見たい!」お母さんは「怖いものだったり悲しいものが見たい」こういうときがあります。そのたび、本当にウソじゃないですよ、一週間に3,4回映画を観に行ったんですよ。それで、今日僕が観たいものを選んだら次はお母さんが観たいものを選んで…こうやってお互いに譲りながら観ていたんですけど、僕は絶対コメディです。楽しいの。”
(中略)
“僕こういうのもすごく好きでした。お母さんといつも映画を観た後その映画について話をしながら歩く…帰り道、そのときがすごく幸せでした。”
思春期だからか周りにはお母さんと仲良くない友人もいたけどラウンは思春期も特に無かったようでお母さんとは友達のように過ごしていたらしい。
それと、趣味の映画はただ見るだけじゃなくキャラメルポップコーンを食べながら見るのがストレス解消になって好きなんだって。かわいい。
[訳]キムアンドパクのBEST NEW KPOP #80 #キムグクホン,ソンユビン
パクヒア:キムグクホン・ソンユビン、MYTEENのメンバーでしたね。この2人が組んで出した初めてのシングルです。『BLURRY』という曲です。
キムユンハ:このチームはユニットでシングルを出すということですごく話題になったんですが、残念なことにシングルが出る前にチームが解散したんですよ。それでイシューのせいで、なんというか…嬉しさだけで聴くことのできないシングルになりました。すごく…グッバイという感じがして、基本的に歌も悲しいバラードじゃないですか。涙が出るようなバラード曲なので、ただ笑いながら聞くだけは…(?)曖昧なデュエット曲でした。
パクヒア:それと私は…ちょっと惜しかったのが、それだったらもうちょっと曲のクオリティが良かったらどうだったろう、という
キムユンハ:そうですね。この2人がグループでもボーカルでしっかりと支えていたメンバー達なので、もうちょっと完成度の高い曲だったら、そういった面でもう少し果敢だったら良かったなと確かに思いました。イシューは関係なく曲自体のクオリティを考えたとき、
パクヒア:才能を広げて見せるにはちょっとクオリティが惜しくて
キムユンハ:機会も機会ですしチームが解散した状況でも発売されたシングルなのでそんな部分で期待ができて気になっていた部分だったんですが、それにしてはすごく…力のない?シングルだと思いました。
『ON/OFF』MV 解釈・疑問メモ
『ON/OFF』MVに関する疑問や気になる部分などのまとめ。
続きを読む[訳]キムアンドパクのBEST NEW KPOP #77 #JBJ95
キムユンハ:このチームは本当に気になるのが……
パクヒア:ケンタさんの発音?
キムユンハ:あ、ケンタさんの発音すごく良いですよね。日進月歩です。私より発音良いと思いますよ。
パクヒア:すごく喜ばしかったですね。
キムユンハ:そして私が気になるのが“JBJ95どこで曲を買って来るんだろう…?”曲が一般的に流行しているKPOPでもないんですよ、特に。だからと言ってすごく難しい(?)とかすごくスタイリッシュな曲でもないのに本当になかなかの曲達を…
パクヒア:本当に叙情的で、それを洗練するのがうまいです。
キムユンハ:それで今回作曲家陣を調べてみたんだけどKPOP的に全く曲を目にしなかった作曲家もいて、“こういった作曲家の曲達をどこから持ってきて、こういう良いアルバムをずっと出しているんだろう?”が、このアルバムを聴きながら一番考えたことでした。
パクヒア:ええ。私はですね、収録曲ではなくタイトル曲が本当に良かったです。
キムユンハ:私もですー!そうです!
パク記者:曲名だけ聞いて“あー何で”こうだったのに本当に反転で…すっごく良かった。
キムユンハ:どこで曲を買うんですか?(笑)本当に訊きたいです(笑)
パクヒア:ときどき有名な作曲家達が名前を変えて作曲されることもあって、そういうのも最近多いんですよ。うーん…“もしかしてそうなのか?”と思うほどでした。すごく良いんですよ、メロディーが。
(中略)
キムユンハ:映画OSTのような感じがするほどに、落ち着いて、KPOPじゃないけどKPOPのような感じで聴くことのできるアルバムだと思いますし、この曲(불꽃처럼)の前後にある曲達も私は悪くないと思います。『HEY,SUMMER』も良くて…もし今週発売されたアルバムの中から聴いてみたいという方達がいるなら推薦したいです。
[訳]キムアンドパクのBEST NEW KPOP #76 #D1CE
キムユンハ:イントロと1曲目まではコンセプトとかそんな部分があって、私がすごく関心を持っているグループONEUSのような感じを、〈悲壮さ〉を感じて“お?このチームもちょっと…重さのある……”
パクヒア:“ONEUSなのか?(笑)”
キムユンハ:はい。その感じを持ってるのかな?と思ったんだけど、意外に次の曲からすごく雰囲気が変わったんですよ。いきなり〈遊ぼう〉に変わって。私は正直、アルバムを全般的に聞いてみたらイントロとタイトル曲のような重さのある曲よりも中盤にある『dot』のような曲、『놀아와』程度まで…3,4番トラックがこのチームにはより似合うと思いました。しょうがないんですよ、ウジニョンさんがいるじゃないですか。このチームに。ヒップホップをベースにした〈遊ぼう〉みたいな雰囲気が似合うラップと、それからウジニョン×キムヒョンスのユニットのときの感じやHNBでユニットをしたときも基本的に若干明るい…?感じが強かったエナジーがあったグループだったので、私はそのパート(3,4番目のトラック)が気に入りました。
パクヒア:同感です。このチームのメンバー達を記憶している人達なら大部分はそのパートが好きなんじゃないかとは思いますね。
キムユンハ:アルバムを聴きながら、トラックが悪くはないんだけど、雰囲気を統一してみたらどうだろうと思いました。
パクヒア:そうなんですよ。それが一番惜しかったと思います。